千葉県亀山湖 「H-1GPX」第2戦!!

2019.06.07

こんにちは!バレーヒルフィールドテスターの柴田です。

526(日)に千葉県亀山湖で開催された関東メジャートーナメント「H-1GPX」第2戦のレポートさせていただきます。

果たして、柴田がどんな気持ちで、どんな戦略で挑んだのか?そして、その結果はいかに!という事で最後までお付き合いください(^^)

H-1GPXは年々参加者が増加し、今回の参加者はなんと171名!!レンタルボートレイクでは間違いなく日本一の大会規模となります。

今年のH-1GPX開幕戦は421、茨城県新利根川(霞ヶ浦水系)で開催されました。

 日に日に変わる状況に全くアジャスト出来ず、バイトすら取れないままプラから試合当日まで結局ノーフィッシュで終了。実は開幕戦からかなり落ち込んでいました。

ただ、今年からH-1GPXは全6戦で5戦のトータルウェイトでAOYが決定するレギュレーションに変更となりました。

 初戦を大外ししたのは痛いけど、残り5戦でウェイトを稼げば、悲願のAOYを獲得するチャンスが残っているため、私にとって第2戦以降は後が無い、事実上?開幕戦になった訳です。

余談になりますが、自称「リザーバーを得意とするハードルアーアングラー」の柴田が、H-1GPXにおけるリザーバー戦の成績は以下の通り!

・津久井湖:優勝×2回、準優勝×2回、11

・相模湖 :5位、11

・亀山湖 :5

 H-1GPXにフル参戦して今年で6年目。自分で言うのも変ですが、改めて柴田はリザーバーが得意なんだな~と(笑)

その反面、新利根川、牛久沼のマッディーエリアは実に弱い(苦手)ということが明確ですけどね(汗)

 さて、今年で6年目となるH-1GPXのリザーバー1戦目の亀山湖をどう攻略したのか?

 亀山湖は、関東では屈指のメジャーレイクで、有名プロやスーパーロコが惜しげもなく通う湖。近年ロクマルも水揚げされる程のフィールドに成長し、当然ブレッシャーも日本トップクラスで難易度トリプルA級。

 今回、亀山へのプラクティスは合計3回。亀山湖の状況として、僅か1週間の間に大減水から、大雨で超満水。その後、試合当日まで3日間30℃以上の夏日が続き、かなり厳しい状況でした。

ただ、私にとっては比較的、魚の動きが読みやすい状況となりました。

3日間のプラから出した答えは、夏を意識し、水通しが良くフレッシュ+ベイトフィッシュが豊富なるエリアに絞り、唯一良かったのが折木沢上流部にあるインレット(滝)でした。

このエリアは亀山でもメジャーポイントで、当日のフライト(スタート順)で他の選手に入られてしまうリスクもありました。

 そして迎えた試合当日。スタートは無念にも第2フライトとなりましたが、先行者が居ないことを祈りつつ、目的のエリアに向けて一直線にモーターガイドツアー82Vを全開で走らせました。

幸い、誰もいなかったため、ホッと一息ついて釣り開始。出来る限りバスにプレッシャーをかけない為に流れの当たるサンドバーにエレキのモーターを固定。更に今年から導入したGARMINライブスコープを滝の中心方向に固定し、魚の映像を確認しながら釣っていきました。

 開始30分間で2バイトするも、無念のフックオフで心が折れそうでした。

しかしながら、他に良いエリアも無かったことから「帰着時間ギリギリまで、このエリアで釣り続ける!」と決めて、心を落ち着かせて釣り続けました。

とにかく、ベイトフィッシュの動きとバスの補色スイッチを自身の目と魚探を駆使し、タイミングを計りながら、時には最大20分の休憩を挟みながら(笑)

釣り方は、オイカワが指してきたタイミングで、バルハラシャッド(ベビーシャッド系プロト)のジャーキングでオイカワを散らし、バンクに隠れているバスに補色スイッチ入れ、強制的にボイルを発生させる方法。

 その後は、即座にシャッドを高速引きし、7バイト4フィッシュ。バイトするバスのサイズの殆どがアフターだ痩せつつも1kg近いバスが簡単にバイトしてくれたおかげで結果的に3220g3本)でウェインとなりました。

帰着後、ウェインの列が長蛇になっていた事に唖然とし、更には琵琶湖プロガイドのサトシンさんがスーパービッグを持ち込んでいたため、5位入賞は出来ても優勝は微妙かな~と半ば諦めていました。

そして表彰式が行われ、ドキドキしながら2位のコールを待っていたら、なんと2位がサトシンさんでジャスト3kg1本)

その瞬間、私のH-1GPX3勝目が確定となりました。サトシンさんがキーパーギリを1本でも取っていれば負けていた試合。

私にとってH-1GPX6年間の中で、もっともドキドキし、心に残る名勝負?となりました。

今回、亀山戦で使用したメインタックルは以下の通りです。

 

・ロッド:ブラックスケール63ULS(プロト)

・ライン:PE0.4号+フロロ1.5号(リーダー:松田スペシャル)

・リール:2500

・ルアー:バルハラシャッド(ベビーシャッド50系プロト)

現在開発中のシャッド高速引きに特化した専用ロッド「フラックスケールSX63ULS(プロト)」とシャッド(プロト)、そして信頼出来るモーターガイドのエレキ(今年バレーヒルにてオーバーホール済み)が大活躍でした。

 ちなみに、このロッドは64ULFSをベースにソリッドティップの機能性を活かした吸い込みを残しつつ、ハードルアーの操作性を重視してレングスを0.1ft短くしています。

更にフックアップ後はベリーからバットにかけて少しダルさを持たせることでフッキング性能とバスのツッコミやエラ洗いのジャンプに耐えられるようなセッティングにしています。

 とにかく、シャッド早引きはバスが追いきれず、超ショートバイト(リアフック1本)でバレることが多いと言った弱点を克服するモデルとなっています。

 

2019年のカタログには「BSXS-63ULS」とだけ記載していて、未だリリースはしていませんが・・・店頭に並んだ際は、手に取って触ってみてください。

 

以上、H-1GPX2戦の報告でしたが、今月末は第3戦となる私にとって鬼門となる牛久沼戦。

年間を考えると、とにかくウェインして少しでもトータルウェイトを稼がないといけない重要な試合となります。

 引き続き、応援よろしくお願いいたします。

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